洗い流さないトリートメントは夜が効く?使い方のコツ
ヘアケア / サロンの実例から
「洗い流さないトリートメントって、朝と夜どっちがいいんですか?」
お客様からよく聞かれる質問です。結論から言うと、僕は夜の使用をおすすめすることが多いんです。
もちろん朝でも問題はありません。ただ、夜に使った方が髪の手触りが落ち着きやすいと感じる方が多いんですよね。今日はその理由と、付け方のちょっとしたコツをお話しします。
そもそも洗い流さないトリートメントって何のため?
洗い流さないトリートメントは、お風呂上がりやスタイリング前に使う「つけっぱなしタイプ」のケア剤です。アウトバストリートメントとも呼ばれます。
役割はおもに2つあります。ひとつは、髪の表面をコーティングして手触りを整えること。もうひとつは、ドライヤーの熱や摩擦から髪への負担を抑えることです。
ここで大事なのは、これは髪を「治す」ものではないということ。傷んでしまった髪が元通りになるわけではないんです。あくまで、今ある髪を扱いやすい状態に整えるためのもの、と考えてもらえると失敗しにくいですよ。
なぜ夜に使うのがおすすめなの?
一番の理由は、ドライヤーとセットで使えるからです。
濡れた髪はとてもデリケートで、摩擦に弱い状態です。お風呂上がりにタオルでゴシゴシ拭いたり、そのまま寝てしまったりすると、髪同士がこすれて負担がかかりやすくなります。
夜のうちにトリートメントをなじませてからドライヤーで乾かすと、表面が整って、寝ている間の枕とのこすれもやわらぎやすいんです。翌朝のまとまりが変わったと感じる方は多いですね。
反対に朝だけ使う場合、前の晩は無防備なまま寝ることになります。もし1日1回しか使えないなら、僕は夜をおすすめします。
朝はどうすればいい?
朝は、寝ぐせ直しやスタイリングの仕上げに少量を足すくらいでちょうどいいです。つけすぎるとベタついて見えることがあるので、夜よりも控えめにするのがコツですよ。
夜の付け方、3つのコツ
オイルを使う順番と量は、ヘアオイルの基本的な使い方でも詳しくまとめています。サロントリートメント後のケアとして考えている方は、トリートメントの持続期間とホームケアも参考にしてください。
使い方しだいで仕上がりがけっこう変わります。難しいことはないので、3つだけ覚えてください。
- タオルドライをしっかり:髪がびしょびしょのままだと薬剤が薄まってしまいます。水が垂れない程度まで水気を取ってから
- 毛先からなじませる:傷みやすいのは毛先です。手のひらに広げて、毛先→中間の順につけます。根元や頭皮にはつけません
- 量は髪の長さで調整:ミディアムでオイルなら1〜2滴が目安。足りなければ少しずつ足す方が失敗しません
つける量は本当に人によって違います。猫っ毛の方は少なめ、乾燥やくせが気になる方は少し多めと、自分の髪を見ながら調整してみてくださいね。
どんなものを選べばいい?
タイプはおもにオイル・ミルク・ミストがあります。しっとりさせたいならオイルやミルク、軽い仕上がりが好きならミスト、とざっくり選んでもらって大丈夫です。
迷ったら、シャンプーから揃ったお試しセットで自分の髪との相性を見るのもひとつの方法です。僕のお店でも「まず少量で試したい」という声は多いんですよ。
ラサーナのプレミオールは、シャンプー・トリートメント・洗い流さないタイプの3つが21日間ぶん入ったセットで、夜のケアを一通り試しやすい構成になっています。合うかどうかは個人差があるので、こうした少量から始めるのは理にかなっていると思います。
まとめ
洗い流さないトリートメントは、夜にドライヤーとセットで使うと髪を扱いやすい状態に整えやすいんです。毛先中心に、つけすぎないこと。これだけ意識すれば、ぐっと使いこなしやすくなります。
とはいえ、ベストな量やタイプは髪質によって本当にさまざまです。自分に何が合うか迷ったら、いつも担当してくれている美容師さんに今の髪の状態を見てもらいながら相談してみてくださいね。