ヘアケア   /   サロンの実例から

ヘアオイルの使い方と順番。つけるタイミングで仕上がりが変わります

ヘアケア / サロンの実例から

「ヘアオイルって、どのタイミングでつければいいんですか」。

お店でお客様からよく聞かれる質問のひとつです。せっかく良いオイルを使っていても、つける順番やタイミングがずれると、ベタついたり、逆に乾燥が気になったりするんですよね。

僕は長野県松本市でカラーとヘアケアを中心にやっている美容師です。今日は、ヘアオイルの使い方と順番について、現場で実際にお伝えしていることをまとめてみます。難しい話はしないので、肩の力を抜いて読んでくださいね。

基本の順番は「タオルドライ→オイル→乾かす」

オイルを夜のケアとして使う理由は、洗い流さないトリートメントを夜につけるコツでも詳しくお話ししています。くせによる広がりが気になる方は、くせ毛にオイルをなじませる方法も参考にしてください。

まず大きな流れからお伝えします。

この順番が基本です。ポイントは、濡れた髪につけるということ。

髪が濡れているときは表面のキューティクル(髪の表面のうろこ状の部分です)が開いていて、水分が抜けやすい状態なんです。そこにオイルをなじませておくと、表面をコーティングして手触りを整えやすくなります。

タオルドライは、ゴシゴシこすらず、タオルで挟んでポンポンと押さえる感じで。摩擦は髪への負担になりやすいので、ここはやさしく扱ってあげてくださいね。

ミルクとオイル、両方使うときの順番

洗い流さないトリートメントには、ミルクタイプ(乳液のようなもの)とオイルタイプがあります。両方使う方も多いです。

このときの順番は、ミルクが先、オイルが後が目安です。

ミルクは水分や保湿成分を含んでいるものが多く、先に髪の内側方向へなじませるイメージ。そのあとオイルでフタをするように表面を覆うと、まとまりが出やすくなります。

順番が逆でも大きな失敗にはなりませんが、迷ったら「水っぽいもの→油っぽいもの」と覚えておくと使いやすいですよ。

ラサーナのプレミオールのように、シャンプー・トリートメント・洗い流さないトリートメントがセットになったものだと、ライン使いで流れを試しやすいので、順番に慣れたい方の入り口としてはわかりやすいと思います。

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つける量と、つける場所

量は、髪の長さや量で変わるので一概には言えませんが、ショート〜ボブで1〜2滴、ミディアム〜ロングで2〜4滴くらいが目安です。

足りなければ少しずつ足す、という順番が安全です。最初から多くつけてしまうと、ベタついて取り返しがつきにくいんですよね。

つける場所も大事です。

根元はもともと皮脂があるので、オイルをつけるとペタッとしやすいです。傷みやすいのは毛先のほうなので、毛先からいくと自然に仕上がります。

乾かした後に少し足すのもあり

基本は乾かす前ですが、乾かした後に「ほんの少し」足すのもおすすめです。

朝のスタイリングのとき、広がりやパサつきが気になる部分に、毛先だけ1滴を薄くなじませる。これでツヤと手触りが整いやすくなります。

ただし乾いた髪につけすぎると一気に重くなるので、量は本当に少しで大丈夫。仕上がりには個人差があるので、自分の髪を見ながら調整してみてくださいね。

まとめ

ヘアオイルは、つける順番とタイミングを少し意識するだけで、同じ商品でも手触りがずいぶん変わります。

基本は「タオルドライ→(ミルク→)オイル→乾かす」。毛先からつけて、量は少なめから。これだけ覚えておけば、まず失敗しにくいです。

とはいえ、髪質や量、クセは人によって本当にさまざまです。自分に合う量やタイミングがわからないときは、迷わず担当の美容師さんに聞いてみてくださいね。あなたの髪を直接見ている人の意見が、いちばん確かですから。