松本市で髪質改善を考えている方へ 種類と選び方を美容師が解説
髪質改善 / サロンの実例から
「髪質改善って、結局どれのことですか」
松本市でお店をしていると、この質問を本当によく受けます。検索やクーポンサイトでよく見かける言葉ですが、お店によって中身がぜんぜん違うんですよね。
僕自身、初めて来られた方から「前に髪質改善をやったんですけど、思ってたのと違って」と言われたことが何度もあります。悪いメニューだったわけではなく、たぶん選び方がズレていただけなんです。
今日は美容師の立場から、髪質改善という言葉の中身と、自分に合うものの見つけ方を整理してみます。
「髪質改善」はメニュー名ではなく、ざっくりした呼び名です
まず知っておいてほしいのが、髪質改善という決まった技術があるわけではないということです。お店が髪質改善と呼んでいる中身は、だいたい次のどれかに分かれます。
- 酸熱トリートメントなど、薬剤とアイロンの熱で手触りを整えるもの
- 縮毛矯正を弱めの設定でかけて、くせを落ち着かせるもの
- サロン専用のトリートメントを重ねて、質感を整えるもの
- 上のいくつかを組み合わせたもの
ちなみに縮毛矯正とストレートパーマは、名前が似ていますが別のメニューです。しっかりしたくせを伸ばすのが縮毛矯正、パーマを落としたり軽いうねりを整えたりするのがストレートパーマ、と考えると分かりやすいと思います。詳しくは[ストレートパーマと縮毛矯正の違いの記事](/blog/straight-perm-shukumokyosei-chigai)にまとめています。
同じ「髪質改善」でも、うねりを伸ばす方向のものと、ツヤと手触りを出す方向のものでは、仕上がりがまったく違います。ここが噛み合わないと「思ってたのと違う」が起きやすいんです。
もうひとつ、大事なところを正直に。どれも髪を扱いやすい状態に整えるための施術で、傷んだ髪が元通りになるものではありません。ここは最初にお伝えするようにしています。
松本で暮らしていると出てくる、髪の悩みの傾向
盆地だからでしょうか、松本は季節ごとの振れ幅が大きいと感じます。梅雨から夏は湿気でふくらみ、冬は乾燥してパサつく。同じ方でも、半年で悩みが変わることがよくあります。
夏場は「朝セットしても昼には広がってる」というご相談、冬場は「静電気でまとまらない」というご相談が増えます。髪が悪いというより、環境の変化に髪の状態が追いついていないだけ、ということが多いです。
だから髪質改善を考えるときも、今いちばん困っているのはどっちかを先に決めると、ぐっと選びやすくなります。
悩み別に見る、選び方の目安
広がる・うねりが気になる
くせや広がりが主な悩みなら、縮毛矯正寄りのアプローチが向いている方が多いです。全体にかけなくても、前髪と顔まわりだけ、表面だけ、という部分的なやり方もあります。
ツヤがない・パサついて見える
くせはそこまで強くないけれど質感が気になる場合は、トリートメント寄りのメニューの方が満足しやすい印象です。髪の表面をコーティングして、手触りを整えていく方向ですね。
何度もカラーをしていて、まとまらない
カラーを繰り返して扱いにくくなっている方は、いきなり強い施術を足すより、髪への負担を抑えたメニューから始める方がうまくいく場合が多いです。
ニコリトでも髪質改善にあたるメニューをいくつか置いていて、どれが合うかはカウンセリングで一緒に決めています。うちで使っているケラチン系トリートメントの中身は、[髪質改善ってなに?の記事](/blog/kamishitsu-kaizen-matsumoto)で詳しく書いています。まだ決めきれていない段階でのご相談も、もちろん大丈夫です。
一回で完成、とは考えない方が気が楽です
もうひとつお伝えしたいのが、持ちの話です。
持ち方は、施術の種類でけっこう違います。トリートメント系は、目安として1〜3ヶ月くらいかけて、少しずつ元の質感に戻っていく方が多いです。縮毛矯正は逆に、かけた部分は基本的にくせには戻りませんが、根元から伸びてくる髪はくせのままなので、時間が経つと境目が気になってきます。どちらも個人差は大きいところです。
なので「一回やれば終わり」ではなく、「いい状態を保つペースを決めていく」と考えた方が、気持ちも予算も楽になります。まず1回試して、次にどうするかを担当と相談する、くらいがちょうどいいと思います。
おうちでのケアも効いてきます。乾かす前に洗い流さないトリートメントを少量なじませる、寝る前にしっかり乾かす。それだけでも翌朝の扱いやすさは変わります。難しいことを増やすより、続けられることをひとつ足す方がうまくいきます。
まとめ
髪質改善という言葉は便利ですが、中身はお店ごとにバラバラです。だからこそ、メニュー名で選ぶより「自分がいちばん困っていること」を先に言葉にした方が、ズレにくくなります。
広がりなのか、ツヤなのか、まとまりなのか。それが伝わるだけで、美容師側はかなり提案しやすくなります。
もし今、何を選べばいいか分からなくなっていたとしても、それは普通のことです。迷ったときは遠慮なく、担当の美容師さんに「僕の場合、私の場合はどれですか」と聞いてみてくださいね。
このテーマをもう少し詳しく知りたい方は、髪質改善ってなに?正直に書いてみますと湿気で髪が広がる本当の理由と、松本の美容師が伝える対策も参考にしてください。