縮毛矯正でぺたんこになるのを防ぐには?僕が気をつけていること
縮毛矯正 / サロンの実例から
縮毛矯正をやってみたいけれど、ぺたんこになるのが怖い。松本のお店でカウンセリングをしていると、この相談を本当によく聞きます。
昔の縮毛矯正のイメージ、ありますよね。針金みたいに真っすぐで、トップがぺしゃんと潰れてしまう、あの感じです。
でも今は、薬剤の選び方とかけ方しだいで、かなり自然に仕上げられるようになってきました。今日は、ぺたんこを防ぐために僕が現場で気をつけていることを、正直にお話しします。
そもそも、なぜぺたんこになるのか
縮毛矯正は、髪の中の結合を薬剤でいったんゆるめて、アイロンの熱で形を整え直す施術です。クセを伸ばす力が強いぶん、やり方によっては必要なふくらみまで取ってしまうことがあるんです。
ぺたんこになる主な原因は、だいたい次の3つです。
- 髪質に対して薬剤の力が強すぎる
- 根元のギリギリまで真っすぐに伸ばしてしまう
- ボリュームを残したい場所にも、一律に同じかけ方をしている
つまり、縮毛矯正だからぺたんこになるというより、「かけ方」の問題であることが多いんですね。
ぺたんこを防ぐかけ方
毛先まで自然につなげる考え方は、縮毛矯正を自然に見せるための工夫でも詳しくお話ししています。前髪だけが気になる方は、前髪だけ縮毛矯正をする場合の注意点も参考にしてください。
僕がまず大事にしているのは、根元を攻めすぎないことです。
根元の立ち上がりまで真っすぐに伸ばすと、トップが潰れて見えやすくなります。なので根元は少しあけて、中間から毛先のクセをしっかり伸ばす、というイメージでかけていきます。
薬剤も、全頭で同じものを使うとは限りません。クセの強い襟足はしっかりめ、柔らかいトップは弱めに、と塗り分けることがあります。
それから、アイロンの入れ方です。真っすぐ下に引いて伸ばすのではなく、少し丸みをつけながら通すと、毛先が自然に内へ入る仕上がりになりやすいです。
オーダーのときに伝えてほしいこと
美容師側の技術と同じくらい大事なのが、カウンセリングでのすり合わせです。
「クセを完全になくしたい」のか、「広がりは抑えつつ、ふんわり感は残したい」のか。ここが伝わっていないと、仕上がりのイメージがずれてしまいます。
- トップのボリュームは残したい
- 前髪は自然な丸みが欲しい
- 毛先は真っすぐすぎない方がいい
こんなふうに、残したいものを具体的に伝えてもらえると、美容師はすごく助かります。
また、髪が細い方や柔らかい方は、もともとぺたんこになりやすい髪質です。その場合は、クセが気になる部分だけかける「部分矯正」という選択肢もあります。僕のお店でも、髪質を見ながら薬剤やかける範囲を調整する縮毛矯正メニューをご用意しているので、ぺたんこが不安な方はカウンセリングのときに遠慮なく聞いてくださいね。
かけたあとの過ごし方でも変わります
仕上がりを保つには、おうちでの乾かし方も意外と大事です。
トップの根元を起こすように、下から風を入れて乾かすと、ふんわり感が出やすくなります。分け目をいつもと少し変えるだけでも、根元が立ち上がりやすくなりますよ。
ぺたんと寝やすい方は、根元だけ軽く濡らしてから乾かし直すのもおすすめです。時間にして2〜3分くらいの、ちょっとしたひと手間です。
まとめ
縮毛矯正イコールぺたんこ、ではありません。原因の多くはかけ方とすり合わせ不足なので、そこを丁寧にやれば、ふんわり感を残した自然な仕上がりを目指せます。
ただ、髪質やクセの状態によってベストなやり方は人それぞれです。ぺたんこになるのが不安な方は、迷ったらまず担当の美容師さんに「ボリュームは残したい」と正直に伝えてみてくださいね。