
ムラシャン(紫シャンプー)の
使い方を、美容師が正直に解説します
ヘアケア / サロンの実例から
ハイトーンカラーにすると、しばらくして「なんだか黄色っぽくなってきた」と感じることがありますよね。
あれを家でケアできるのが、いわゆる「ムラシャン」、紫シャンプーです。
僕のお店でも、ブリーチをしたお客様にはほぼ必ずおすすめしています。でも、使い方を少し間違えると「思ったより染まらない」「逆にムラになった」ということも起こります。
この記事では、美容師の僕が普段どう使い分けているかを、できるだけ正直に書いていきます。
そもそもムラシャンは何をしているのか
髪の黄ばみは、青や紫の反対色をのせると目立ちにくくなります。ムラシャンは、その紫の色味をシャンプーに混ぜたものです。
つまり「色を抜く」のではなく、「黄色を打ち消して見せる」ためのもの。ここを勘違いすると、効果を感じにくくなります。
こんな人に向いています
ブリーチをしてハイトーンにしている方、グレージュやミルクティー系を長く楽しみたい方。
逆に、暗めのカラーの方が使ってもほとんど変化は感じません。
使い方の基本(頻度と放置時間の目安)
普段使うシャンプーとの組み合わせに迷う方は、髪質に合わせたシャンプーの選び方も参考になります。洗浄力をおだやかにしたい場合は、アミノ酸シャンプーのメリットと注意点も確認してみてください。
まず、普通のシャンプーで一度予洗いします。そのあと、よく泡立てたムラシャンを髪全体にいきわたらせます。
ポイントは放置時間。すぐ流すと色味がのりにくいので、3〜5分ほどおいてから流すのを目安にしています。
頻度は、毎日だと色味が濃くのりすぎることがあります。最初は週に2〜3回くらいから様子を見て、黄ばみが気になってきたら増やす、で十分です。
ムラになりにくい流し方
泡を一か所に固めず、手ぐしで全体に広げてから時間をおくと、色味が均一になりやすいです。
毛先だけ黄ばみが強い場合は、毛先を先につけて少し長めにおくと、バランスが取りやすくなります。
ちなみに、サロンで使うプロ向けのものは、市販より色がしっかりのる傾向があります。洗浄成分がマイルドなアミノ酸系のものを選ぶと、ハイトーンで負担がかかりやすい髪にも使いやすいです。
ハイトーンは色味のケアだけでなく、シャンプー・トリートメント・オイルをトータルでそろえると手触りが安定しやすいです。まとめて試したい方は、21日間のお試しセットから始めると失敗が少ないですよ。
よくある質問
白髪に使うとどうなる?
これ、お客様からよく聞かれます。
が!
白髪も「黄ばみが出やすい」という点ではハイトーン毛と近いので、ムラシャンで色味が落ち着いて、透明感のある淡い印象に見えることがあります。
ただし髪質や元の色で出方はかなり変わるので、いきなり長時間おかず、短い放置時間から試すのがおすすめです。
髪は傷まない?
ムラシャンそのものは色味を足すシャンプーなので、特別に負担が大きいわけではありません。
とはいえブリーチ毛はもともとデリケートなので、トリートメントを合わせて、髪をいたわりながら使っていくのが安心です。
まとめ
ムラシャンは「黄色を打ち消して、カラーをきれいに見せる」ためのもの。
週2〜3回、放置3〜5分から。様子を見て調整する。これだけ覚えておけば、おうちでのカラーケアがぐっと楽になります。
色味の出方は本当に人それぞれなので、迷ったら担当の美容師さんに「自分の髪だとどのくらいの頻度がいい?」と聞いてみてくださいね。