縮毛矯正とカラーは同じ日にできる?美容師が正直に話します
縮毛矯正 / サロンの実例から
「縮毛矯正とカラー、同じ日にお願いできますか」
このご質問、松本のお店でも本当によく聞かれます。平日にまとまった時間が取りにくい方や、帰省のタイミングでまとめて済ませたい方が多いんですよね。
結論から言うと、できる場合と、あまりおすすめしない場合があります。今日はその線引きを、なるべく正直にお話しします。
同じ日にできるかは、髪の状態しだいです
まず前提として、縮毛矯正もカラーも、髪に負担がかかる施術です。
縮毛矯正は薬剤とアイロンの熱でクセの形を変える施術。カラーは薬剤で髪の中の色素を動かす施術です。どちらも髪の内部に働きかけるものなんです。
これを1日で続けておこなうと、単純に負担が重なります。だから「髪の体力がどれくらい残っているか」で判断が変わります。
- ブリーチの経験がない、または毛先に少しだけ
- 前回の縮毛矯正から半年くらいあいている
- 濡らしたときに極端に伸びる感じがしない
このあたりに当てはまる方は、同じ日でも比較的進めやすいことが多いです。逆に、ブリーチを何度か重ねている方や、毛先がすでに引っかかる方には、日を分けるご提案をすることが多いですね。
順番は「縮毛矯正が先、カラーが後」が基本
同じ日にやる場合、僕は縮毛矯正を先にすることがほとんどです。
理由はふたつあります。
ひとつは、縮毛矯正の薬剤とアイロンの熱で、先に入れた色が変化しやすいから。せっかく染めても、あとから矯正をかけると色味がぼやけてしまうことがあるんです。
もうひとつは、まっすぐに整った状態のほうが、カラーの塗り分けをしやすいこと。根元と毛先の明るさの差も見えやすくなります。
ただし同じ日にカラーまで入れるなら、明るくするより落ち着いたトーンのほうが、仕上がりは安定しやすいです。透明感のあるハイトーンにしたい方は、日を分けたほうが安心だと思います。
同日にまとめるメリットと、気をつけたいこと
施術後の洗い方や乾かし方は、縮毛矯正後のホームケアで詳しくまとめています。縮毛矯正そのものの薬剤選びが気になる方は、nicoritoの縮毛矯正の考え方も参考にしてください。
メリットははっきりしています。来店が1回で済むこと。これは大きいですよね。
松本あたりだと、お子さんの送り迎えや土日の予定の合間に、という方も多いです。2回に分けると、次が1ヶ月先になってしまうこともあります。
一方で、気をつけたいのは時間です。縮毛矯正とカラーを続けると、3〜4時間くらいはみておいたほうがいい場合が多いです。髪の長さや量によっては、もう少しかかることもあります。
- 予約のときに「同じ日に両方希望」と伝えておく
- 当日の予定を詰め込みすぎない
- 仕上がりの色は、少し落ち着いた方向で相談する
この3つを押さえておくと、当日バタバタしにくくなります。
日を分けたほうがいいのは、こんなとき
正直にお伝えすると、次のようなときは「2週間ほどあけてからカラーにしましょう」とご提案しています。
- ブリーチを繰り返していて、毛先がパサついて見える
- 前回の縮毛矯正から日が浅い(3ヶ月以内くらい)
- 明るい色や、透明感のある色にしたい
- 髪が細く、濡れると絡まりやすい
急がば回れで、そのほうが結果的に扱いやすい状態を保ちやすいです。もちろん個人差はありますが、無理に1日で詰め込んでよかった、となるケースはあまり多くありません。
ニコリトでも、同日希望のご相談はよくいただきます。まずは髪を見せていただいて、その日にどこまでやるかを一緒に決める、という進め方をしています。ご予約前に髪の履歴(前回いつ、何をしたか)を教えていただければ、時間の目安もお伝えできますよ。
まとめ
最後に、今日のポイントを整理します。
- 同じ日にできるかは、髪の状態しだい
- 順番は縮毛矯正が先、カラーが後が基本
- 色は落ち着いた方向のほうが安定しやすい
- ブリーチ履歴や強い傷みがあるときは日を分ける
髪の状態は本当に人それぞれで、同じ「クセ毛」でも太さも履歴も違います。だから、ネットで見た情報がそのまま自分に当てはまるとは限らないんですよね。
迷ったら、まずは担当の美容師さんに髪を見てもらってください。あなたの髪にとっての答えは、その場で一緒に探せますから。