直毛メンズのボリュームの出し方|根元を立ち上げるコツ
メンズ / サロンの実例から
「直毛で、髪がペタッとして立ち上がらないんです」。メンズのお客様から、よく聞かれる悩みです。
僕のお店でも、特に分け目やトップ(頭頂部)がぺたんとなりやすい方は多いんですよね。直毛はクセ毛とちがって、放っておくとまっすぐ下に落ちてきます。
だからこそ、ちょっとしたコツでガラッと変わるんです。今日は自宅でできるボリュームの出し方を、現場目線でお話ししますね。
なぜ直毛はボリュームが出にくいのか
直毛は一本一本がまっすぐで、重力にそのまま従いやすい髪質です。クセ毛が勝手に膨らむのとは逆で、立ち上がる「引っかかり」が少ないんですね。
さらに日本人の髪は太くて重い方が多く、トップがつぶれやすい傾向があります。つまり「根元をどう起こすか」が、直毛のボリュームづくりのほとんどを決めるんです。
ここでひとつ大事なこと。ボリュームは毛先ではなく、根元で決まります。毛先をいじってもふんわりしないのは、立ち上がりの起点がそこじゃないからなんですよね。
一番効くのはドライヤーの使い方
実は、スタイリング剤よりドライヤーのほうが効果は大きいことが多いです。ポイントは「根元を起こしながら乾かす」こと。順番に説明しますね。
- タオルドライのあと、根元がしっかり濡れた状態から乾かし始める
- 立ち上げたい方向と逆に、根元を指で倒しながら風をあてる
- 分け目はいつもと逆側に分けて乾かすと、ペタンとしにくい
- 最後に冷風で固定する(温風で作った形は、冷風で決まります)
特に「逆に倒して乾かす」は、効果が出やすい方が多いです。寝ぐせの方向そのままだと、どうしてもつぶれてしまうんですよね。
3〜5分、乾かし方を変えるだけでも、立ち上がりはけっこう違ってきます。
スタイリング剤は「軽さ」で選ぶ
直毛のボリューム出しで失敗しやすいのが、重いスタイリング剤を根元までつけてしまうことです。ワックスやオイルをべったり根元につけると、その重みで逆につぶれてしまいます。
選ぶなら、軽めのパウダーワックスやマットタイプが扱いやすい方が多いですよ。
オイルを使うなら「根元を避けて、中間から毛先に少量」が基本です。表面のパサつきや広がりを抑えて手触りを整えつつ、トップのボリュームは残す。この使い分けが大事なんです。
メンズ向けだと、NULL ヘアオイルのような軽めのタイプは、つけすぎなければ直毛でも重くなりにくい印象です。
量は1〜2滴くらいから。足りなければ足す、というイメージでちょうどいいです。つけすぎると一気にぺたっとするので、そこだけ気をつけてくださいね。
それでも立ち上がらないときは
毎朝のセットを変えたい方は、直毛を動かしやすくするメンズパーマも選択肢のひとつです。スタイリング剤を重くしたくない場合は、メンズ向けヘアオイルの使い方も参考にしてください。
セットでがんばっても限界がある、というのも正直なところです。そういうときは、カットの段階で根元が立ちやすい状態を作るのが近道だったりします。
- トップに少しレイヤー(段)を入れて、髪の重さを抜く
- 長すぎる部分は重さでつぶれるので、長さを見直す
- 気になる方は、根元だけの軽いパーマという選択肢もある
このあたりは髪質や骨格で向き不向きがあります。人によって正解が変わるので、担当の美容師さんに相談しながら決めると安心です。
まとめ
直毛のボリュームは、根元の立ち上げがほとんどを決める、と言っていいくらい大事です。
まずはドライヤーで根元を逆に倒して乾かす。スタイリング剤は軽いものを少量。この2つだけでも、かなり変わってきます。
うまくいかない日があっても、それは技術というより、その日の髪のコンディションや乾かし方のクセだったりします。
気負わず、まずは乾かし方から試してみてくださいね。迷ったら、いつでも担当の美容師さんに聞いてみてください。